越前海岸、旧河野村にある、北前船主の館 右近家は、江戸後期〜明治中期にかけて、日本海・瀬戸内海・上方の諸地域間の物資の流通や文化の交流に重要な役割を果たした、北前船をテーマとした資料館です。旧河野村の旧船主右近権左衛門家の12代当主が本宅等の管理を村に委ねられたのを機に、建物の公開と同家の廻船経営に関わる資料の展示を目的に、平成2年5月に開館しました。建物は、明治期に建てられた本宅や蔵、昭和初期に建てられた西洋館などからなります。西洋館及び庭園、特別展等を開催する「山荘展示館」など、現在、総面積約10,000uを一般公開しています。 JR福井駅より河野村(南越前町糠)までは、越前町道口経由で約48km、北陸自動車道敦賀ICより約23kmの道のりです。JR福井駅から直接河野村までの公共交通機関はありません。自家用車、またはレンタカーをご利用下さい。JR武生駅から桜橋経由、糠長島行きの福鉄バスが運行していますが、本数は僅かです。
(北前船主の館周辺のお宿)
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